グローバル社会で、英語より「大切なもの」

Businesswomen and businessmen in conference centre atrium

英語力に固執する人が多い

グローバルコミュニケーション

私は、何年も英会話初心者に向けた英会話セッション(英会話カフェ会)を開催していますが、みなさん英会話でのスピーキングに苦労しています。

でもみなさんしっかり独学をされていて、単語も文法もイディオムも知っている方は多いです。
でも、スピーキングが苦手なんですよね。日本の英語教育なら当たり前ではありますが、うまく会話できないから英語力にフォーカスされがちだと思うんです。
「英語力」に固執する参加者がいた時、私はよくこう言います。

言葉だけではない

「英語も大切ですが、コミュニケーションは言葉だけではないですよ。
表情や手ぶり、イントネーションや”間”やタイミング、視線や声など、言葉以外のコミュニケーション方法はたくさんあります。
英語が合ってるかどうか、あまり気にしなくていいですよ。」

自分の言っている英語が合っているかどうか気になって、他のコミュニケーションの方法がおざなりになっている人が多いのです。
正確な英語を話す人より、単語だけでもつないでたくさんのコミュニケーション手法を使って伝えたほうが、伝わることは多いですね。
タレントの出川哲朗さんが、テレビ番組の「イッテQ」で出川イングリッシュのコーナーがありますが、あれ好きなんですよ。本当に面白いですよね。

でも、通じるんですよね。英語がペラペラのはずの河北麻友子さんのほうがかえって通じないシーンもありました。

 

大切なのは「意思」と「自信」

これよくわかります。「自分はこれを伝えたい」という強い意思や、「相手に伝わるはずだ」という強い自信がなにより大切なんです。
私が運営しているコミュ二ティも、英語力の向上はもちろんなんですが、こういった総合的なコミュニケーションを目指しています。

私は毎週2回、英会話カフェ会を開催していますが、詰まることが多い。詰まったら「日本語でもいいですよ。」と言うのですが、それでもうまく言えない。
日本語でもうまく伝えられない・表現できないのです。それなら違う言葉でも伝えられる訳ないですよね・・。

英会話はあくまで、コミュニケーションのひとつの「ツール」。グローバル社会で、他国の人と対等にコミュニケーションをするには、「意思」や「自信」を鍛える必要があると思います。

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